最低限の微分幾何の勉強をしようと思い立ったため2冊目に読んだ教科書です。
非常に論理展開が自然に感じられ、私にとっては良書でした。
世間一般ではラノベと言われており、数日で軽く読み終わるという噂が流れていますが、私の能力では約1ケ月かかった上に理解度は8割程度です…
とはいえ、本書は多様体にまつわる各種概念の説明と定義に終始していることは確かなので、幾何学の本当に基礎の基礎であることは間違いないでしょう。
なので、読んでいても数学的な感動は感動あまり生まれませんでした。
次は小林昭七「接続の微分幾何とゲージ理論」に取り掛かっていますが数カ月はかかりそうです。卒業までに読み終われるか怪しいところです。